我輩は猫である

名前をギンというらしい
名前の由来は毛が銀色だからギンらしい
どこぞのガリが我輩がシドニーオリンピックの時にやってきたから
シドニーがいいんじゃね!
と言ったら家族全員にシカトされたのは秘密の話しらしい
そのガリはたまに我輩のことを「シドニー!」と呼ぶ
まぁ我輩はフツーにシカトだけどな
我輩は田頭という家に飼われてやっている
我輩は血統書つきのいわばエリート猫なのである

崇高な猫なのであーる
その我輩にも敵がいる
その家の長男だ
どうしようもない男で
夜遅く疲れて帰ってくるときは危険なときである
逃げる我輩を餌でおびきよせ
捕まえた後
「江川ぁ~~!!このクソメタボがぁ~!!」
と、なにやら我輩には理解できない呪文を繰り返しながら
我輩にキャメルクラッチをかちかますのである
あのラーメンマンはいずれは我輩にロメロスペシャルをかますのが目標らしい
我輩は徹底抗戦の構えだがな
ある日のこと、あのバカが疲れて帰ってきたらしい
その日は、あのバカ長男は相当機嫌が悪かったらしい
なにやらドスドスと廊下を歩き、自分の部屋を開けたときじゃった
あのバカの悲鳴が聞こえてきたのは
くどいようだが、我輩は崇高な猫である
そしてこの家に飼われてやっているのである
だからだ
我輩があのバカの部屋のベットの枕の上に〇〇を吐いても怒られる所以はないのである
な の に だ
あのバカは枕の上の汚物を見るやいなや、我輩の方へと突進してきおった
その姿や暴走したエヴァ壱号機のよう
だが我輩も洗濯物を干す瞬間に窓から何度も脱走し
その都度近所の野良猫にボコされかえってくる強者
逃げはせん

こいやガリ
その後、我輩はあのガリにフルボッコにされたわけだが
我輩はこれからも戦い続けるし
これからもあのバカのベッドにあれを吐き続けるじゃろう
正直、いくらこの家の長男が怒っていようとも
うるうるした目で見上げて
ミャ~♪
って可愛く鳴けば、なんでも許してくれるのである
我輩は無敵なのである