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日曜日の“ナリマガ”第44話

女子!!今日はバレンタインデーよ!!
渡す前に全部食べてしまいました。

さて小竹向原の狭いうさぎ小屋
通称成田部屋、エピソードⅡです。

私は節約のためよく自炊をしてました。
が、仕事から帰ってきたら作る気力が残ってません。
簡単に作れるカレーばかりで
週3回はカレーでした。

カレーのルーは水の分量さえまちがわなければ
かなりの高確率でおいしく作れるという
万能調味料ですね。

自炊をすると排水溝にかかっているプラスチック
がヌメヌメするので、凹部分をひっくりかえして
凸←逆さまに使っていました。

ある日人参がボトッと手元がら落ちて、凸型のプラスチック
部分が横たわって、そのまま排水溝にダイブしていまいした。

あああああ!!!

スポッとはまってしまった人参が水の流れを封じ
ひたすら腐るのを待ち続けるしかありませんでした。

時間の問題。

人参は、しばらくやめといて。

春カレーと題して、キャベツを入れてみる
ことにしました。
カレーとキャベツなんの違和感もない両者は
互いに譲り合いの精神が欠けていて、マズイ。
おススメしません。脇みたいな味がします。

ある日テニスの試合に誘われました。
会場は某高級ホテルでミックスダブルスの試合でした。
さすが高級ホテルというだけあって、
ティーを飲みながら、サンドウィッチやクッキーを食し、
優雅に試合をするものでした。

ここは日本か?

試合なんてジャグに入れたスポーツドリンクしか
飲んだことありませんけど。

パートナーはホテルに滞在している
インドの経済アナリストとかなんちゃらで、日本に出張中
なんだとかです。

アラジンと魔法のランプみたいな巨人で
腹が出ている割には足は細かった。

かたごとのニホンゴでヨロシクオネガイシマス。
といわれ、テニスは打てそうな感じでした。

試合が始まって、1ゲーム2ゲームと順調に取って
いきましたが。3ゲーム目になって彼のサービスに
なると、全く入らない。フォルトを通り越して
アウトになっていました。

インド人は自問自答を繰りかえし
オーマイゴ。オーマイゴ。
ワタシ、ナンで、コンナニ。イライラシテル?!

知らねーよ。

それよりこの試合で優勝すればここのホテルの
超高級中華料理無料招待券がもらえるんです。

あーもうカレーは嫌だ!!
何がなんでも優勝したい。
超高級中華料理が食いたい!!

私はなんどもカレーの王子様(インド人)を励ましたが、
ビジネスの計算はお得意のようだが、
テニスの計算はちと弱いらしく、
結局負けてしまいました。

インド人もカレーも、もう凝りごりだー!!

その後カレーを作るたびあー憧れの中華料理。
と無念さだけが残るのでした。