彼は結婚式に出席した
渋谷区松濤
高級住宅街の中にあるそのレストラン?は
なにやらどこぞの一軒家を改築したものらしく
赴きある緑豊かな庭園に囲まれたロケーションは
これまでに出席した結婚式とはまた違った、落ち着いたアットホームな感じを彼に感じさせた
そして彼は
ハワイで式を挙げ
こんな場所で披露宴をやる親友に対して
『ご祝儀は呪いのビデオかなんかでいいんじゃねーの?』
こう思った
新郎の両親にご挨拶し
その辺に適当に彼は挨拶をし
席に着く
するとそのレストランのシェッフーがでてきて
料理の説明を始めた
フォアグラのなんたらかんたらが
ブイヨンを煮込んでソースがうんたらかんたら言っていた

『とりあえず料理持ってこいやー!』
彼はそう思ったそうだ
皿の隣にはたくさんのフォークやナイフ
さすがの彼も端から使うのは知っていたようだ
でてくる料理

なんかチキンラーメンの味がする
YO! YO!

地元の友達はみんな共感
まわりの人はみんな震撼 遺憾 阿鼻叫喚
リッチなやつとはあるぜ峡間
やっぱり民間
飲み屋が好感
みんなで実感
この場で『おっけぃ』召喚
おっちょっとそれカン、大明カン
彼の前にパンが来ました
美味しくってシャンパンと一緒にバクバク食べてたら
歯 が 折 れ ま し た
彼は激しくヘコみました
その後サークルの友達のビデオが本当に感動的で
結婚式は後に結婚すればするほど、そのクオリティーは上がるんだなと感じました
丸机に座る新郎の上司たちはみんなおちついていて
すごく紳士っぽくて
大企業はやっぱすげぇな
って彼は思ったそうです
やっぱり呪いのビデオだったな
と彼は再確認したそうです
彼は
僕がこんな感じで披露宴を挙げたらどんなかんじになるんだろうと想像してみました
大暴れのマネージャー
いきなり式場でポジションに例えた結婚式スピーチを始めるヘッドコーチ
飲んで潰れるメタボ
カラオケないのに歌い出すフロントヘッド
その横でタンバリンを振るもう1人の男性社員フロント
式場で奇声をあげながらトレーニングする赤いやつ
とりあえずモンハンやるロッテ
新郎に対してあろうことか主役の座を引きずりおろしにくるであろう「酒持ってこーい!」と叫ぶ元サブヘッドコーチ
・・・・そっちの方がイイ!
彼は思いました
彼は前まで一緒に遊んでいたやつが気が付けば大人になっちゃうのは
やっぱ悲しいけど嬉しいなと思ったらしく
気が付けば目頭が熱くなっていました
彼は思いました

いいなぁ